助けて!プラレンジャー課題解決

プラレンジャー・レッド

エラストマーの着色や再生加工でお困りの方へ

ショアA硬度30度のコンパウンド加工が可能です

加工実績はTPO、TPS、TPC、TPUなど多種にわたります

エラストマーの着色・再生加工は軟らかければ軟らかいほど技術的な難易度が高くなり、せっかくの案件を断られてしまうケースが多々あります。

グランツでは、温度条件などの蓄積されたノウハウとカッティング技術で、ショアA硬度30度の着色コンパウンド加工を可能にしました。

もともと当社もエラストマー加工が得意であった訳ではなく、お客様から「エラストマー着色が出来るところがなくて困っている」「メーカーから小口の為、着色を断られてしまった」などのお困りごとでご相談を頂き、それに対してチャレンジし続けて、加工を可能にしました。

「 難しいけど何とかしたい」、「何か工夫すれば出来るのではないか」というスタッフの熱い気持ちで培ってきた技術です。さらに設備改良や技術改良を繰り返して、お客様の一つづつの課題に真摯に向き合い、ご要望にお応えしてきました。

時には上手くいかないこともあります。それでもチャレンジする気持ちを大切にし続けている結果、今では「エラストマー加工ならグランツ」と近隣地域ではご評価いただけるまでに至りました。

ショアA硬度の硬さとは...(ショアA硬度は0度~90度の硬さに分類できます)

再生加工も得意です

引取から納品まで一貫して対応いたします

成形会社様などで「エラストマーは粉砕品のまま成形ホッパーに投入するとブリッジがかかってしまう」と材料の繰り返し使用を諦めているお話しを伺うことがたびたびあります。

グランツでは、リターン材料としてトラブルなくご使用いただけるように、しっかりした品質管理のもと再生加工を行い、再生ペレットとしてご使用頂ける状態にして納品させていただいています。

また、各種検査機器も揃えており、物性検査も可能です。もし、再生材は物性面で劣るのではないか、などのご心配をされたとしても、物性試験を行って確認いたしますので、安心してご使用いただける体制を整えています。

エラストマー成形不良品の発生量が多く、自社では対応が出来ず、引取、粉砕工程からやってほしいというご要望に対しても、グランツでは、近隣地域であれば自社便にて引取→粉砕→再生加工→納品までを一貫してお受けいたします。

エラストマー樹脂加工について

樹脂コンパウンド加工とは、樹脂に色をつけたり、添加剤や他の樹脂素材を混錬し融合させる加工のことをいいます。樹脂材料をコンパウンド加工することにより、製品の目的に合わせた色や機能性維持、機能性付与などをすることが可能となります。

その中でも特にエラストマー樹脂のコンパウンド加工は、汎用樹脂に比べ加工が難しく、高度な技術が必要となります。ストランドを作るための押出成形を行う際に、サージングが発生しやすいなどばらつきが生じやすく、スクリュー回転速度の微妙な調整や正確な温度設定など、微妙な調整が必要不可欠となります。

また、ストランドをカッティングしペレット化する工程でも、軟らかい為にカット出来ない、カット後にペレット同士がくっついてしまうなど難しい点が多いのがエラストマー樹脂コンパウンドの特長です。

当社では、これまでオレフィン系、スチレン系、ポリエステル系、ウレタン系などに取り組み、実績とノウハウを積み重ねてきました。グレードごとに硬度や性質の違いもありますので、もし加工についてご興味、ご要望をお持ちの際には、ぜひ一度グランツにご相談ください。

コンパウンド加工

コンパウンド加工

解決事例

株式会社 愛工金型製作所 様

エラストマーの再生は難しいと聞いていて、ランナーや成形不良品の処理に困っていました。

そんな時、グランツさんから「エラストマーの再利用は可能です」と、リペレットの提案を頂きました。処分をしなくてもよくなるだけでなく、色々な形で再利用できとても助かりました。