A:はい、用途によっては耐熱性の高い生分解性樹脂もございます。
一般的に、生分解性樹脂は環境負荷低減を重視した材料特性から、汎用プラスチックと比べると耐熱性が低いものが多いのが実情です。そのため、「高温環境では使えないのではないか」といったご相談をいただくことも少なくありません。
しかし、生分解性樹脂の中でもPHA(ポリヒドロキシアルカノエート)系材料には、荷重たわみ温度(HDT)が90℃を超えるグレードが存在します。これらの材料は、真夏の車内のような高温環境下でも、形状が変形しにくい特性を持っており、用途によっては実用的な耐熱性を確保することが可能です。
実際の使用可否は、成形条件や製品形状、負荷のかかり方によっても異なりますが、当社では用途や使用環境をお伺いしたうえで、適した材料の選定や試作のご提案を行っております。
耐熱性が求められる生分解性樹脂製品をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。
