教えて!プラレンジャーQ&A

カテゴリ生分解性プラスチック

環境に配慮した(優しい)プラスチックの使用を検討していますが、何を選んだら良いのでしょうか?

環境に優しいプラスチックとは、一般的に地球上の二酸化炭素の増減に影響を与えないカーボンニュートラルの性質を持つ材料とされ、バイオプラスチックと呼ばれます。

バイオプラスチックは総称です。バイオプラスチックの中で、生物由来の材料から作る「バイオマスプラスチック」と、微生物の働きによって分解される「生分解性プラスチック」の二つに分かれます。

 

<生分解性プラスチック>

微生物の働きにより分解し、最終的に水と二酸化炭素になり自然に還る性質を持つプラスチックです。

PLA、PBS、PBAT、PGA、PVAなど

<バイオマスプラスチック>

原料としては再生可能な生物資源(バイオマス)で、トウモロコシやサトウキビなど原料の種類は多岐に渡ります。生分解性は有していません。

バイオPE、バイオPA11、バイオPET、バイオPTT。など

 

昨今、カーボンニュートラル、脱炭素、SDGsなどが、大変大きく注目されております。バイオプラスチックと言っても上記に書ききれないほど、素材は多岐に渡ります。生分解プラスチックと言っても一定の条件下でないと分解しないものもや、バイオマスプラスチックは原料が生物由来ですが、もちろん生分解しません。ご使用になられる方がバイオマスプラをポイ捨てしてしまったら、せっかく環境に配慮した素材を使っても全く意味がありません。

グランツでは、材料商社としてだけでなく、コンバウンド(混錬)などバイオプラスチックの様々な実績がございますので、お客様のご要望をお聞かせ頂き、素材選定させて頂きます。

是非、お問い合わせください。